藤井昭吾(32=滋賀)が好スタートを切った。

予選7Rでは赤板から先行し、3番手から追い込まれたものの2着でゴールした。「踏めていましたね。状態はいいと思う」と満足そうに振り返った。A級だった昨年7月の京王閣では、今や南関屈指の先行選手に成長した野口裕史を突っ張って9着に沈めた(自身は3着)高いポテンシャルの持ち主。S級だった昨年6月の函館G3では三谷竜生-村上義弘と近畿別線で走ったこともあり「また、ああいう人たちと同じレースで走りたい」と目を輝かせる。準決9Rももちろん自力勝負。3着までに粘り、17年1月広島(9着)以来のS級決勝進出を決めるか。