前走の113期ルーキーチャンピオン4着だった藤根俊貴(24=岩手)が予選メインの11Rで、S級デビュー戦を走った。

結果は打鐘先行で他ラインを寄せ付けない迫力ある攻めを披露。最後はマークした鹿内翔に差されたが2着に粘った。「緊張はありませんでしたが、足の力がいまひとつ入らなかった。援護してくれたライン(鹿内-高橋紀史)のおかげです」と後ろの2人に感謝した。準決11Rでは北の先輩飯野祐太を連れての自力戦。「迷惑をかけないで主導権は取りたい」と気合を入れた。