佐藤龍二(30=神奈川)がVチャンスをものにする。準決9Rは8番手から早めに動き、その後も別線を分断したり飛ばしたりと1人で大立ち回り。

最終的に、まくった埼玉勢を追走して3着に入ると「よく“無駄な動きが多い選手”と言われるけど、今日は特に敵を作り過ぎましたね」と笑いを誘いつつ振り返った。決勝11Rは弟弟子の和田の番手。「(和田)真久留が強いレースをしてくれればそれでいい。僕は仕事して差せれば」。16年12月小田原以来の優勝をもくろんでいた。