特選11Rの取鳥雄吾は、先行策でレースを支配して2着に粘った。「バンクが軽く感じたし、逃げれば何とかなると思った」。

ここまで気合が入っているのには理由がある。「今回は113期に刺激をもらおうと思っていた。中でも松井(宏佑)さんを見たかったんです」。その松井が2周半を逃げ切った直後だけに、このレース内容は必然だった。準決10Rの直接対決は、ハイレベルの壮絶な先行争いが見られるはずだ。