女子・在校1位の山口伊吹は千載一遇のチャンスを逃した。

先行した南円佳の番手を確保。だが、最終2角で真後ろから鈴木樹里に先まくりされ、最後は内を狙ったものの2着だった。「2角で行こうか迷ってしまって…。強気に行けば良かった。気持ちの弱さが出た」。涙こそないが、ぼうぜんとした表情がショックの大きさを物語っていた。

「あと3カ月しかないので、周りに差をつけるくらい練習する」と、デビュー後の巻き返しを誓っていた。