さすが石野貴之(36=大阪)だ。準優12RはSG級の剛腕を発揮した。

センターから間髪入れずにシャープなまくり差しを決めている。これにはインから差された杉山裕也(33=愛知)も「いいターンをされましたね」と脱帽していた。仕上がりは「優勝戦に入ったら足は同じぐらいだと思いますよ。スタートはだんだんつかめてきました」と、手応えは悪くない。優勝戦は再び3号艇となれば、準優の再現といきたい。