短期登録選手制度で日本の競輪に参戦する男子7選手の来日会見が25日、都内のホテルで行われた。

マティエス・ブフリ(26=オランダ)が世界選手権チャンピオンになって日本に帰ってきた。王者のみが着用を許されるアルカンシェルと、光り輝く金メダルを披露し「優勝した瞬間はとても興奮した。このメダルに向けて何年もやってきたので、言葉に表せない」と、満面の笑みを浮かべた。

今回で5年連続5度目の来日。いわば、日本の競輪が育てたと言っても過言ではない。「オランダでは毎日、チームで練習をしていて、特にチームスプリントに力を入れている。日本だと自分の練習ができるし、外でも走れる。伊豆(ベロドローム)も素晴らしい施設なので満足している」と日本効果を語った。

昨年は35戦30勝、EVOLUTIONを含め優勝8回の好成績を収めた。「今年もいいシーズンにしたいし、G3(伊東トラック支援)も楽しみ。日本の選手と走れるのを楽しみしている」と意気込みを語った。