内村舞織(21=福岡)が予2・7Rで高木真備の番手を確保し、直線差し切った。初日4着から巻き返して、きっちりと決勝進出を決めた。「高木さんは見えていたし、突っ張るそぶりを見せずに飛び付くつもりでした。得意な展開に持ち込めましたね」と笑顔を見せた。

ただ初日4着だったことでレース前は不安があったのか、同県の坂本健太郎に話を聞いたところ「『いつも通りにいけばいいんじゃない』と言われました」。そんな言葉で、内村がリラックスできたのかもしれない。「初日の着は悪かったけど、足はいいです」。決勝でも再度高木真備を破って、今年2度目のVを狙う。