33期の花田一輝(20=浜松)が優勝戦を0ハンから逃げ切り、待望の初優勝を飾った。

終盤はペースが落ちたが、直後で隙をうかがう10線の深谷輝と20線から追い込んできた丹村飛竜を振り切って感激のVゴール。「後半2周くらいでバテてきたけど、ビジョンで深谷さんを確認して、抜かれないようにコースを守って走った。ゴールでは泣きそうになったけど、泣きませんでした」と笑わせた。

これで精鋭ぞろいの33期で7人目の優勝者となった。優勝戦前は「初優勝は全然気にしてない。同期も意識していない」と話していたが、表彰式では「同期がたくさん優勝していたので焦ってましたが、勝てて良かったです」とチラリ本音をのぞかせた。

13日から地元浜松の普通開催に出場した後、27日から同じ浜松で開催されるSGオールスターに参戦する。「次の浜松でハンデが重くなるので、さばいて頑張りたい。オールスターではいっぱい投票いただいたので頑張ります」と声を弾ませた。