地元木暮安由の準決敗退は残念だが、決勝は好メンバーがそろった。唯一連勝で勝ち上がった渡部哲男(39=愛媛)が再度、久米康平を目標に完全優勝を狙う。

準決11Rは久米が関東勢を封じて先行策。展開が向いたとはいえ、きっちりと差し切った。「自分の状態としては中3日で体も重いし、疲れもあります。だから連日前が頑張ってくれているおかげです。体どうこうよりもそれに尽きる」と久米に感謝した。決勝11Rは初日特選で連係した山崎賢人が敵になる。「相手は強いけど(久米)康平と決められるように」と久米を信頼。優勝で30日からの松戸G1日本選手権に弾みを付ける。