深谷知広が世界の豪脚を見せた。

細切れ戦の2予A・9Rは、各ラインがいったん動くと、満を持して8番手から発進。吉田拓矢を軽々とたたいてそのまま押し切った。「改善点もあるが、かかり自体は悪くなかった」と、ひとまず自分に及第点を与えた。マークした師匠の金子貴志は「初日からしっかり修正しているし、踏み出しも踏み直しもすごかった」と愛弟子の成長に驚きを隠さなかった。

準決11Rでは再度の師弟連係で決勝進出を目指す。