準優10Rの太田和美のイン逃げは、危なげなかった。

ここへ来て、好素性55号機のパワーを引き出してきている。そして「もう少し良くなる余地はある」と、さらなる上積みをにおわせた。まだロスがあり、回転が合えば「全体的に良くなると思う」と自信を見せる。周囲の半端ない気合につられて「SGのつもりになってきた」と気持ちも高ぶってきた。

優勝戦は2コースから技を駆使して初戴冠を狙う。