伊東翔貴(28=福島)が初日の反省を生かす。

予選8Rは4分戦の中で唯一のライン3車だったが、最終的に7番手になる失敗。松坂洋平の中団まくりに乗る形で自身は直線突き抜け、番手の金成和幸(4着)までは準決に連れて行けたものの、3番手を固めた佐藤雅春(6着)は予選落ちさせてしまった。レース後は「足はいいけど、内容は全く駄目ですね。後ろに申し訳ないことをした。(打鐘後の)3角で行くべきだった」と、最後まで苦い表情だった。

準決11Rは近藤俊明-武田憲祐を連れての自力勝負。「感触は静岡記念(G3=4、1、9、2着)ぐらいはある。積極的に走りたい」。ラインを引き出し、大金星を挙げる可能性は秘めている。