最終日は午前中こそ厚い雲から雨も降ったが、時間を追うごとに回復し、平成最後の優勝戦を迎えた。ダッシュ勢がややのぞいたスリット。2号艇安達裕樹(36=三重)はコンマ24のスタートからじっくりと構えると、1Mで競り合った秋山直之、下出卓矢の懐を鮮やかに差し、まくり差した松村康太も振り切り、うれしい今年初の優勝を飾った。戸田は4度目、通算35度目の優勝。

「展開も考え、冷静なレースができた。ここ(戸田)の平成最後の優勝戦を勝ててうれしい」と満面の笑みで喜びを語った。なお2着には5号艇出畑孝典、3着には4号艇松村康太が入った。