地元のベテラン岩谷真(50=東京)が初日を2、4着で終え、「エンジンはばっちり合っている」と目を輝かせた。

昭和63年11月デビューのベテラン。その2カ月後に時代は昭和から平成となったが、「(天皇の崩御で)レースが中止になって、直前に亡くなった同期(清水正博さん)の葬儀に、同期ほぼ全員で参列したことは忘れない」と振り返る。そしてあと4日で令和へ時代は移行する。3つの時代で水面を駆け抜けることになる岩谷は「平成は7回も重症のケガをして、気持ちがなえた時もあったけど、令和になっても気力、体力が続く限り続けたいね」と前を向いた。