荒井輝年が他選手と異なる手法で難水面に挑んでいる。

ほとんどがチルトをプラスにする一方で、2日間とも跳ねていない。それでコースを問わず着をまとめたのだから、当人はしてやったりの表情だ。「オレはずっとマイナス。マイナスでも伸びないわけじゃないよ。エンジンは大してよくないけど、そこは調整で何とかね。今、いろんなペラを試している」。

当地では優出21回、そのうち優勝5回と実績十分。巧者が再び存在感を示す。