谷本幸司(48=愛知)が窮地を乗り越えて、準優進出を決めた。

安定板が装着された前半4R、差しに構えた金田大輔がターンマークに激突して転覆。さらに内を突こうとした谷本も、ターンマークに乗り上げて沈没した。えい航作業で、谷本の艇が消波装置に引っかかり難航。その後の発走時間に遅れが生じた。

それでも後半10Rで、鮮やかにまくり差して暗雲を吹き飛ばした。準優は10R4枠。ドル箱水面のびわこで、3節連続の優出へ攻め立てる。