予選トップ通過の林美憲(44=徳島)が準優12Rで逃げ切った。

優勝戦1号艇への抱負を話す場で、伸びを強固にするまでの紆余(うよ)曲折を話した。「実はペラの方向性をつかんだのは、6Rを走ってから。いろんな人に、回転が上がりすぎだの、回ってないだの言われて頭が混乱していた。そしたら、長田(頼宗)君がアドバイスしてくれた。まだ、舟の向きが不安定だけど、調整の方向性が分かっているからいけると思う」。

優勝戦は恩人とも言える長田が、今度はライバルとして4枠にいる。「しっかり、いいターンをするだけ」。あくまで勝負は別。3月鳴門以来のV取りへ意気込んでいる。