桐生順平(32=埼玉)がインからコンマ11の仕掛けを決め、完璧な逃げ切り勝ちを収めた。今年3度目、G1は2月平和島関東地区選に続いて同2度目、通算37度目の優勝で、今年の獲得賞金は4571万円9000円の4位にジャンプアップした。差した田村隆信が2着、3着には湯川浩司が入線した。

最終日は風向きから不安定で、湿度も上昇。それでも桐生には、複勝率52・1%の「神ボート」が味方した。「最終日は出足がすごく仕上がった。今節はエンジンよりボートが良かった。調整が合っていなくても、ボートが押してくれました」。会心の勝利に笑みがもれた。

賞金ランクは4位に上昇。「年末の住之江(SGグランプリ)を走れるように。2ndでいければ、アドバンテージは全然違う」。次節に控えるSG多摩川グランドチャンピオンは、初日ドリーム戦から登場。ボート界最強ターンを、再び繰り出す。

 

払戻金は、3連単(1)(4)(3)1420円。2連単(1)(4)530円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)