伏兵の石川哲秀(43=大阪)が準優を快勝した。久々の1枠で緊張の準優だったが「4日目に1号艇で6着に負けているので開き直れました」と平常心で走れたようだ。エンジンもいい。

「競っていてもやられる人はいない。僕の方が余裕ある。どちらかといえば伸び寄りだけど出足、回り足もいい。トップクラスです」。文句なしの足だ。「久々のチャンスだと思ってます」。03年11月の常滑新鋭リーグ戦以来、15年7カ月ぶりの優勝に挑む。