高橋晋也(24=福島)は、ナショナルチーム(Bチーム)にも選抜される高いポテンシャルの持ち主だ。

スプリントとケイリンの2種目で奮闘している。それでも「競輪の実戦は動きがあるから難しい。2分戦ならスプリントと似た感覚で走れるけど、3分戦になるとダメですね」と日々勉強中。

準決5Rは、2着に大差を付けて逃げ切り「前回の決勝は同じように中団でフタをされてテンパってしまったが、今回は落ち着いて対処出来ました」と成長を実感した。

決勝8Rは、同期の後藤悠が前回りを直訴。115期の3人による主導権争いは熾烈(しれつ)でも、後藤の後位で足を温存出来る高橋は、Vへの最短距離にいる。