伝説の不死鳥がよみがえった。1Rのスタート展示が始まる前に、ボートレースアンバサダーの植木通彦氏がオープニングセレモニーで始球式ならぬ始走式を行った。「SGで優勝したような気分」と役目を終えて満面の笑みで話した。「一応、全速で回ったんですよ。一瞬サイドがかからなくて流れたんですけど、ファンの方の声援がサイドをかけなおしてくれました」と大声援に感謝した。

「今回の場合はレース場のない地区も盛り上がりますからね。レーサーも今までレース場単位だったのが、出身地を意識するようになるので、これを機にボートレースを知らない人にも知ってもらったり、そういう地区からレーサーを目指してもらえたらいいのかなと思います」。ファン拡大へ、艇王も業界の取り組みに協力を惜しまない。