デビュー11カ月目の伊久間陽優(21=群馬)が気合を入れ直した。

5月桐生で水神祭の祝福を受けたルーキー。今節は初日1Rで6コースから2着と好スタートを切り、意気揚々と挑んだ6Rは4カドまくりに失敗。4コース初挑戦は6着とほろ苦い結果になり「スリットから他より半艇身も出て、どうしようか迷った間に遅れた。せっかく4コースで戦ったのに」と反省の弁が続いた。

だが、へこたれたのはつかの間。すぐに、「足は普通より良くて乗りやすい。師匠の毒島誠さんがSG(ボートレースメモリアル)を勝って、その祝勝会が今節の後にある。そこで、いい報告をしたい」と話した。3日目の出番は3R6枠と8R5枠。今度は相手の隙を一瞬も迷わずに突いていく。