カウントダウン連載「ROAD TO ヤングダービー」最終回は、なるほどデータ集。三国の実績は安河内将が勝率、2連率、3連率の3部門でトップ。地元の今井美亜も成績は負けていない。G1初出場は8人。今大会も水神祭が多く決まりそうだ。

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(1)三国実績 安河内将が通算勝率7・05、通算2連率55・0%、通算3連率70・0%と3部門全てでトップの成績。通算優勝回数は木下翔太が4回で最多。地元の今井美亜は1着回数が74勝で1位。優出回数も5回で木下翔太、上條暢嵩と並んでトップとなる。

(2)G1優勝者 今節の出場選手でG1を勝ったことがあるのは羽野直也、関浩哉、上條暢嵩、丸野一樹、大山千広の5人。羽野は17年に大山は18年に最優秀新人に選ばれている。

(3)G1初出場 福田宗平、木村仁紀、浜先真範、井上一輝、佐藤隆太郎、吉田裕平、板橋侑我、前田篤哉の8人がG1に初めて出場する。今大会は水神祭ラッシュに期待だ。

(4)女子選手 新鋭王座時代は92年に日高逸子が出場経験がある。14年にヤングダービーになってからは毎年コンスタントに出場している。また、18年に大山千広が女子選手として初めて優出(6着)した。

(5)誕生日 2日目の19日は渡辺優美が27歳の誕生日。自ら祝砲を挙げるか。5日目は上條嘉嗣、暢嵩兄弟の父である上條信一の誕生日。息子2人そろって親孝行をしたい。【古村亮】(おわり)