白石健(42=兵庫)が地元の意地で優出切符をつかんだ。

準優11Rはインからコンマ11の踏み込み。1Mを危なげなく押し切った。前検の段階では最悪な状態だったが、よくぞ立て直した。「前検の時は下がっていましたからね。自分の形にして、さらに先輩の松本(勝也)さんや、同期の草場(康幸)君のアドバイスをもらいマイナーチェンジをして、優出までたどり着きました。おふたりのおかげです。伸びはないけど、生命線となる行き足や、乗り心地はいいです」と、好みの動きになっている。次走はSGダービー(児島・22~27日)を控えているが「地元でいいレースをしてリズム良く行きたいです」。優勝戦は2号艇。1号艇となった超抜の三宅潤(34=大阪)を相手にスタートから重圧を与える。