年末の頂上決戦へラストバトルが始まる。「ROAD TO チャレンジカップ」の第1回は大会を展望する。今年もグランプリ(GP)出場のボーダー付近は大混戦。6月の桐生周年を優勝して「今年は賞金王を目指す」と宣言した松井繁は賞金ランク21位でGP出場へ正念場だ。

【チャレンジC】今大会初出場の大山千広が女子初のGP出場を目指す。初日ドリーム戦は選出上位の(1)毒島誠(群馬)(2)瓜生正義(福岡)(3)柳沢一(愛知)(4)桐生順平(埼玉)(5)石野貴之(大阪)(6)馬場貴也(滋賀)で争われる。

今年の優勝賞金は昨年の2700万円から、3300万円へ。グランプリ出場はもちろんのこと、トライアル2nd発進となるベスト6入りへ火花を散らす。

シリーズリーダーは史上3人目となるSG3連続優勝を目指す毒島。その一方でボーダー18位前後の争いも激烈だ。賞金15位の田村隆信から19位の原田幸哉まではほぼ差がなく、前年覇者の馬場はコンスタントに稼いで8位。トライアル2nd入りへ優出は外せない。

【G2レディースチャレンジカップ】初日ドリームは、選出上位順に(1)守屋美穂(岡山)(2)遠藤エミ(滋賀)(3)寺田千恵(岡山)(4)松本晶恵(群馬)(5)日高逸子(福岡)(6)今井美亜(福井)。

前年覇者の守屋美穂が連覇を狙う。逆転のチャンスがあるのは賞金13位の大滝と同16位の高田。年末QC出場へ、優勝賞金450万円獲得を狙う。(賞金はいずれも8日現在)【湯田坂賢一】

※明日はコース特徴