2019年ラストG1「第61回・競輪祭」が今日19日、小倉競輪場で開幕します。

競輪祭は昨年、初のG1ナイター開催にフルモデルチェンジ。6日間シリーズを20年ぶりに復活させ、前半3日間のメインにガールズグランプリトライアルを新設するなど、オールドファンの心を揺さぶりながら、画期的プログラムを実現させました。

今年も同じ構成となりますが、最終12Rの発走時刻は昨年より20分も遅くなり、午後8時30分。車券購入チャンス拡大に、大きく貢献するでしょう。

ガールズグランプリトライアルは、28人の精鋭女子が各日の9~12Rに登場し、14人ずつに分かれてダブルトーナメントを展開します。そして、優勝した2人が年末の大一番・ガールズグランプリの出場権を獲得。ナイターの終盤4個レースですから、アフターファイブでも存分に楽しむことができます。

今年の「トライアル2019」は何と言っても、ガールズ最強レーサー小林優香から目が離せません。ナショナルチームの一員として東京五輪メダル獲得を目指し、海外を中心に活動しているため国内を走る機会はごくわずか。それでも、昨年果たせなかったグランプリ出場、そして優勝へ、第一人者のプライドを懸けて初参戦することになりました。

もう一方のトーナメントを走る児玉碧衣との地元同門コンビで、Vを独占したいところです。

後半3日間は、平原康多(埼玉)浅井康太(三重)清水裕友(山口)中川誠一郎(熊本)佐藤慎太郎(福島)ら男子のS級トップクラスが主役。従来の6日間シリーズでは優勝まで4走でしたが、昨年からは5走(1次予選1→1次予選2→シードレースまたは2次予選→準決→決勝)となりました。こちらも年末の大一番・KEIRINグランプリへの切符を懸けた最後の戦いだけに、見逃せません。

過酷さを増して新生2年目を迎えた競輪祭。ガールズの熱い走りとともに、ぜひ、ご注目ください。

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【ガールズグランプリトライアル:主な出場予定選手】

▼トライアルA=石井寛子(東京)高木真備(東京)石井貴子(千葉)鈴木美教(静岡)長沢彩(愛知)小林優香(福岡)大久保花梨(福岡)▼トライアルB=奥井迪(東京)梅川風子(東京)尾崎睦(神奈川)佐藤水菜(神奈川)吉岡詩織(広島)児玉碧衣(福岡)林真奈美(福岡)

【競輪祭:主な出場予定選手】

▼SS=平原康多(埼玉)浅井康太(三重)村上義弘(京都)村上博幸(京都)三谷竜生(奈良)清水裕友(山口)▼S1=佐藤慎太郎(福島)渡辺一成(福島)諸橋愛(新潟)木暮安由(群馬)郡司浩平(神奈川)柴崎淳(三重)松浦悠士(広島)太田竜馬(徳島)中川誠一郎(熊本)▼S2=松井宏佑(神奈川)