初日特選の小嶋敬二(50=石川)は50歳とは思えない力強い走りだった。番手の鷲田佳史に差されて2着だったが、逃げて別線を完封した。

「足を使わずに出切れた。出てからは自分のペースで駆けられたし、バックでも流れていた。前回から間が空いて気力も充実している」と話した。周りから「若い」という声が飛ぶと「170歳まで生きるつもりだからまだまだ」と豪快に笑い飛ばした。準決8Rも別線の高橋陽介、松岡孝高の30代をパワフルな走りで一蹴する。