決勝に進んだ金子貴志(44=愛知)が、愛弟子深谷知広のワールドカップ(W杯)スプリント銀メダルに大興奮していた。

朗報を聞くと「とんでもなくすごいこと。陸上の100メートルで決勝に行って、優勝争いをしたくらいすごい。めちゃくちゃ刺激になるし、ナショナルチームを目指す、若い子たちにも絶対に刺激になる」と目を輝かせた。

16年前、自身もW杯スプリント銅を獲得したが「スプリントは相手に『かなわない』と思わせることも大事。今まで僕はそうだったけど今は逆。海外の選手たちが深谷を『かなわない』と思わせている。五輪のメダル取れますね」と力説した。

今度は師匠が今年4月豊橋F1以来、8カ月ぶりの優勝を取る番だ。