法月成祐(45=神奈川)が地元バンクで3カ月ぶりに決勝進出を決めた。

準決8Rは、打鐘から中団の外で並走する流れになったが、4角から厳しく中のコースを突いて3着に食い込んだ。

「長谷部(翔)君は足があるから、外でも何とかなると思った。最後にしのげたのは、前回の武雄を走って体がレースを思い出したんでしょうね」。

10月小倉の落車で古傷の首と腰の痛みが再発。走れる状態になるまで、1カ月半の時間が必要だった。過去の死闘で満身創痍(そうい)の体だが、決勝10Rも持ち前の勝負根性で乗り切る。