ピット内の食堂で記者が唐揚げ丼を堪能していると、準優前の毒島誠(35=群馬)と遭遇。「お! 唐揚げ、うまそうですね。俺も食べようかな」と注文。しかし、体脂肪にこだわる男は食もシビアだった。「ひとつでいいです。その部位あたりいいですね」と、脂身の少ない部分を選択した。

この日の夕飯は唐揚げひとつとみそ汁のみだったが「愛情の詰まった料理はすごくおいしい」と、給仕さんへのリップサービスも忘れない。できる男は何もかもが違う。優勝戦は2枠から完璧な仕事を遂行して、地元エースの貫禄を見せる。