向後龍一(38=埼玉)は、白星こそないがオール3連対で優出を決めた。準優9Rは3コースからスリットで後手に回りながら伸び返し外マイ。逃げた真庭明志の2着に食らい付いた。

レース後は開口一番、「足はいい。課題はスタートだけです」と苦笑い。2着4本、3着4本の成績に「スタートさえ行けていれば1着を取れてた」と嘆くレースが何度もあった。優勝戦は6枠。上位級のパワーがあるので、大外でも軽視は禁物だ。