優勝戦は人気を背負った大野芳顕(34=福岡)が、インから他艇の攻撃を寄せ付けず今年初、尼崎でも初Vを飾った。

進入は落ち着いた枠なりの3対3。大野はコンマ16の踏み込みから慌てることなく1M先取りに成功。バック早々と独走態勢を築いた。パワー対決で注目された長嶋万記(38=静岡)はセンターから差し込んだが2着まで。地元の広瀬将亨(41=兵庫)が意地のハンドルで3着に食い込んだ。