池田浩二(41=愛知)が鮮やかな2コース差しで快勝し、09年の第54回大会以来、2回目の東海チャンプに輝いた。

池田のG1制覇は通算11回目。2着にはインで粘った菊地孝平、3着には展開を突いた谷野錬志が入った。

地元のエースとして存在感の違いを見せつけた。1周1Mのターンを振り返って「100点です。最高のターンができた。抜群でしたね」と自画自賛。舟足に関しても「ペラは少ししかたたかなかったけど、回転が合っていた。今節は流れも良かったです」と満足げに振り返った。

11月には蒲郡でSGチャレンジカップが開催される。「グランプリもそうだけど、目標はチャレンジカップですね。しっかり頑張って、ドリーム戦に選ばれるように稼ぎたい」。今後の池田から、ますます目が離せなくなりそうだ。【川尻将志】