久米康平(28=徳島)が準決10Rで、稲川翔の追い込みをしのぎ切り1着となった。

「小堺(浩二)さんが駆けるそぶりだったし、根田(空史)さんを内に締めて、うまくいきましたね」と笑顔をみせた。

続く11Rで弟子の小川真太郎が出走を控えていたため「あとは静かに弟子を待ちます」と話していた。結果的に2着で決勝進出を決め、17年9月の武雄G2の3日目、19年小松島G3の2日目に続く3度目の師弟連係が実現した。ただ、鷲田幸司が位置取りを悩んだ末に、小川のハコ勝負を宣言。一気に情勢が変わった。それでも番手を死守し、初の師弟ワンツーを決めたいところだ。