近藤保(37=千葉)のリズムがいい。前回、静岡G3で19年7月弥彦に続くブロックセブン優勝を果たした。目標の河合佑弥がインに詰まる苦しい展開だったが、内、外とコースを選んで直線で強襲した。

近藤は「厳しい展開だったけど、コースが見つかって良かった」と振り返った。ここ豊橋は昨年10月、F1で決勝に勝ち上がったが、システム障害のため開催が打ち切りになった因縁の場だ。「決勝戦の賞金合計を9人で割ったんだけど、普通に走るよりたくさんもらえたかも…」と謙遜気味に笑った。初日は10Rに登場する。小林泰正の番手で山田敦也との競りをしのぐことがテーマだ。