予1・6Rの篠崎新純(35=千葉)は、内村舞織のまくりに切り替えて2着。上々の滑り出しに見えるが、本人は1戦1戦が必死の状態だ。

昨年後半から持病のヘルニアが悪化。年末は起き上がれないほどの痛みに苦しんだ。

「腰に負担がないようにセッティングを大幅に変えました。立ち回るのは何とかなるけど、抜きにいくとスカスカしてしまって…」

そんな中でも決勝を外さないのは、経験と努力のたまものだ。

「自分でどこが悪いかは分かっている。克服するためにも、どこかで自力を試したいですね」

予2・6Rは内村と久米詩の主導権争いが長引けば、まくるチャンスが生まれる。