絶対王者・高橋貢(48=伊勢崎)が4連勝で上州決戦を制し、連続Vで大会連覇を飾った。自己の持つ最多優勝記録を207に伸ばした。

2枠から3番手スタートで浦田と岩崎を追う展開となった。雨上がりで走路状況を確認しながらも手応えには余裕があった。エンジンと前節優勝戦と今節準決で勝ったタイヤがマッチングして車を後押しする。「中間から先が良かったので車を内に向ければ変わってくれると思った」。3周1角で逃げた浦田の内に切り込んで先頭を奪う。後続を突き放すことはできなかったが、危なげなく押し切った。今節1番時計の3秒349を出してスピードを見せつけた。