地元のエース・佐々木啓が中心だ。昨年後半からエンジンは高いレベルにあり、勢いを継続している。現ランクで26期ぶり3度目の山陽1位に返り咲いた。3月飯塚のミッドナイトで優勝を飾り、冷えて食い付く走路を攻略済みなのは心強い。

丹村飛竜は3月飯塚の特別G1プレミアムカップで優出。地元山陽は2月G2若獅子杯争奪戦で準優勝だった。機力好調で追加あっせんされたので優勝を狙える。

3月飯塚のミッドナイトで準優勝の藤岡一樹は好不調の波が激しいが、一発の魅力を秘めている。3月山陽のミッドナイト優勝戦3着の緒方浩一と、4着の丸山智史はダークホース的存在だ。特に31期・丸山は若獅子杯争奪戦でも優出と充実著しい。まくりが武器の角南一如は、大きいコースが使える走路は好材料。

外来では重富大輔と鈴木清が強敵だ。重富は2月飯塚のG1開設記念レースで優出。ミッドナイトに実績があり、湿走路になると存分に力を発揮できる。鈴木は2月伊勢崎のアフター6で優勝した。3月飯塚のミッドナイトでも優出とナイター巧者だ。佐藤裕二と桝崎陽介のS級2人は、近況の成績がひと息だけに機力アップがほしい。