第5回レディースVSルーキーズバトルは、優勝戦12Rで平高奈菜(32=香川)が豪快に逃げ切り、紅組45点、白組24点でレディースに2度目の団体戦勝利をもたらした。これが女子初の個人戦優勝となった。

進入は123・456。スリットはインの平高がコンマ09のトップスタートで隙のない先マイ。1番差しの仲谷颯仁、握った桜本あゆみを振り切った。2着は仲谷、大激戦の3着争いは桜本が吉田裕平に競り勝ち、これで団体戦勝利を確定させた。

前回2月の津は最後の最後で白組の大逆転Vという悔しい結果。そして今回も、団体戦の勝敗はファイナルまで持ち越されるスリリングな展開となった。紅組にとって最後のとりでとなった平高は「女子勝て~! としか考えてなかったです。もう女子が勝たないと面目が立たないのでほっとした」。Vゴールを決めると、誰もいないスタンド、そして画面越しに応援してくれたファンに手を振って応えた。次回は来年2月3日から常滑ボートで開催予定だ。