板橋侑我(23=静岡)が18年11月大村以来、通算2回目の優勝を飾った。先制する山田哲也の懐を突いて、小回り差した鶴本崇文とバックで3艇並走。2Mで先マイした鶴本を差して決着をつけた。「足は試運転の1Mで出足、回り足がしっかりしていた。進入は4年間の経験に任せて、何も考えずにフルダッシュで行けた」と腹をくくっていた。「2日目後半から出足からのつながりが良かった。今回で使い納めなのはもったいない」とラストを飾った50号機をねぎらった。

「びわこはスタートが見やすいし大好き」と笑う目は、当地で行われるプレミアムG1ヤングダービー(9月17日~)を見据えていた。さらに8月には妻の勝又桜との第1子が誕生予定と、ムードは上向きだ。今後の目標として「A1に上がって、記念やSGで師匠の笠原(亮)さんと一緒に走りたい」と口元を引き締めた。次は29日からの津に出走予定だ。