日本競輪選手養成所119期、120期生(ガールズ10期)の入所式が29日、静岡・伊豆市の同所で行われ、94人(女子22人)がプロへの第1歩を踏み出した。特別選抜試験で合格した16年リオデジャネイロ五輪自転車オムニアム代表の窪木一茂(30=福島)は「短距離チームの活躍を目の当たりにして競輪選手への思いが強くなった。当面の目標はゴールデンキャップ獲得と早期卒業。競技と競輪を両立してグランプリに出場し、五輪でメダルを獲得したい」と抱負を語った。

なお、今年から早期卒業に必要な基準タイムや競走内容などの条件を厳格化し、本人の意思確認も行われる。