強力な自力タイプが集結した選抜6Rは、新鋭の坂井洋が先制。野口裕史や伊藤裕貴が中団でもたつく展開の中、2角7番手まくりで島川将貴(25=徳島)が上がり10秒8の好タイムで制した。

「少し(流れを)見てしまって内容は反省が残りますが、足的には問題がなかったので良かった」と喜んだ。約2カ月ぶりの実戦だったが「みんなもやっていると思いますが、中身のあるいい練習ができました。バンクだけでなく、街道でも乗り込めた。(コロナ騒動の)ピンチをチャンスだと思ってやりました」。休養をバネにスケールアップした島川は、最終日も注目の存在だ。