中村雅人(39=川口)が初日に続き連勝しながら不満を口にした。前節浜松G1・4日目から1着は4回続けているが、まだ納得の仕上がりにはほど遠い様子だ。

「タイヤの接地感はセッティングを変えて2日目の方がいいけど、なんか足りない感じがある。直線の(走路を)かいていく感じが少し弱い。その分、タイヤの変な滑りは軽減してるけど、進む感じが少ない」と2日目までのマシンを自己分析する。「エンジン的には、(良かった)5月の開催に比べたらもうちょっとだね」と、地元でいい時の動きに比べるとひと息の様子。

「調整が難しい。曇ってもどうかな…。天候に合わせられればいいけど、なかなかね。雨ならタイヤは当たりつけして、晴れも掘ってないのを当たりつけですね。それしかないかな」。根本的にはタイヤをしっかり作って3日目に臨む。

準決Aは12R。しっかりマシンの気配を底上げさせて、今節は無傷の3連勝でファイナル進出を目指す。