上り調子の小林泰正(25=群馬)が、決勝での関東リードオフマンに名乗り出た。

当所は、昨年6月にレインボーカップファイナルを制し、S級特昇した験のいいバンク。今節は1予を前前へ攻めて突破すると、2予A、準決と後方まくりで確定板に載った。

昨年8月西武園以来、3度目のG3決勝進出。「単騎の準決は最後方からでも届く自信があった。弱気になった時もあったが、相性のいいバンクで気持ちの切り替えができた」と言葉が弾んだ。

決勝は吉田拓矢と平原康多を、それぞれ番手、3番手に従えて自力勝負。「ラインから優勝を出したい。そして3着以内なら競輪祭に行ける。自分が強ければ、いい着になれる」。

内容と結果の双方を求め、別線封じに全力を注ぐ。