118期の卒記女王・尾方真生(21=福岡)が2Rで、目の覚めるような打鐘4角カマシで快勝スタートを切った。

ペダルを踏み込み3歩で前団を抜き去ると、前半11秒台、上がり12秒7。男子顔負けの1周タイムでデビュー初の逃げ切りを決めた。それでも「体が少し硬かった。ルーキーシリーズ(小倉)は緊張しなかったけど、赤板まで緊張していました。ただ、小倉よりは(調子は)良かったです」と白い歯をのぞかせた。

まずは卒期女王にふさわしい活躍を見せた。予2も2Rに登場。競輪ファンの目が覚める走りを披露しそうだ。