山本英志(45=東京)が厳しい準優12Rを逃げ切り、優勝戦1枠を手に入れた。

1枠でインを主張した山本に、3枠の間嶋仁志、4枠の鈴木幸夫の強烈な前付け。進入は80メートル近くまで深くなった。スタートしても4カド山田竜一が強攻。山本はまくりに屈することなくイン残し、なんとか逃げ切った。だが「集中力が高まりましたよ」と振り返る。足、そしてスタートへの自信がそれを裏打ちする。優勝戦ももちろん「集中です」。イン先マイの先に、今年2回目の優勝が待っている。