優勝戦はシリーズリーダーで人気を背負った平本真之(36=愛知)がインからあっさり逃げ切り、今年2回目、尼崎では16年5月のSGオールスター以来3回目の優勝を飾った。

進入は落ち着いた3対3。平本はインからコンマ17とやや慎重な踏み込みだったが、パワフルに伸び返した。1Mは華麗に立ち回り、バック早々と独走態勢を築いた。3艇の次位争いは激しかったが、地元の吉田俊彦(42=兵庫)が道中に意地で振り切り2着を確保。杉山裕也(34=愛知)は3着までとなった。平本の次走は14日から17日までの下関一般戦に出走予定。

なお、「まくり」の決まり手で勝った選手が賞金2万円を手にできる『まくってちょ~うだい!』は初日から最終日まで14回。アグレッシブなレースが目についた。次節14日から19日までのG2モーターボート大賞(無観客)でも、まくり企画が行われる。