117期早期卒業の寺崎浩平(26=福井)が特選6Rを最終2角まくりで制し、史上最速となるデビュー178日でのビッグレース初勝利を決めた。

従来の記録は坂井洋の269日。大幅に記録を更新した寺崎だが「森田(優弥)が切った上をカマしたかったが、切ってくれなくて下げるのが遅くなった。本当は先行して1着に残りたかった」とやや不満顔。それでも「2走してみて自分のトップスピードは通用すると思った。明日(12日)は自分の持ち味を生かしたい」と最終日での逃げ切り目指して力を込めた。