ベテランの沢亀浩司(52=福岡)が、6Rでルーキーをひとまくりしてみせた。

初手は新人片桐善也の3番手。番手が競りとなると真横にいた大沼修をさばいて3番手を確保。前が競り負けた瞬間、最終バックから番手に追い上げた勢いのまま片桐をまくり切り、今年3月松戸以来、4カ月半ぶりの1着で準決行きを決めた。

「追い上げに行ったらスピードが良かったので。田中誠らとの練習の貯金が少しあったかな」と、照れくさそうに笑った。さばきにまくりと大活躍した沢亀は、準決6Rも九州の3番手で決勝行きを狙う。